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豆知識

ホームインスペクションと宅建業法

改正宅建業法が2016年6月3日に公布、インスペクション(建物状況調査)の活用を促します。
中古住宅では建物がどんな状態か、買主はほとんど知ることが出来ないまま購入します。
インスペクションは、数万円の費用負担で、建築のプロが建物を簡易に検査する制度です。
専門家が、短時間での目視(屋根裏をのぞいたり、床下を見てみたり)を中心とする検査で建物の状態をレポートにします。これにより買主は安心して中古住宅を買えます。
築20年ともなると建物価値ゼロと査定されがちですが、この検査により相応の価値を見出す買い手も増えるでしょう。
インスペクションの結果で売値に差が出る様になれば、所有者は補修メンテナンスにお金を掛け履歴をしっかり残します。
今回の宅建業法改正で、重要事項説明書に住宅履歴項目が追加され、設計図書や点検記録等の有無の説明が加わります。